6点漢字を考案した長谷川は、点字による漢字表現を確立することにより、墨字データと点字データとの1対1の変換が可能になると考えていました。
1974年12月、長谷川は当時東京大学の学生だった辻畑の協力を得て、6点漢字データを記録した紙テープから漢字かな混じり文の墨字を印刷する実験に成功しました。
当時は、漢字を印字することのできる墨字プリンタやこのような大量のデータを用いるプログラムを実行できるコンピュータを個人で持つことはできなかったので、この実験は国立国会図書館のコンピュータを借りて行われました。
この実験により、長谷川は、視覚障害者として世界で始めて機器を用いて漢字を書いた人物となりました。
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