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春うらら
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月間『メディアナウ』の連載小説を舞台化!

 今だから明かします。
 かつて、アメディアが発行していた月刊誌『メディアナウ』の1999年の連載小説『さなぎの時代』と、2000年と2001年に連載していた『花のお江戸も世紀末!』の2作を書いていた杉盛寿美(すぎもり じゅみ)は、実は私でした。別人の顔を装って書いてたんですが、既にお気づきの方は多かったかも知れませんね。

 実はこの秋、この『さなぎの時代』を、私の所属する劇団『演劇結社ばっかりばっかり』で舞台化することになりました。
 原作者としてのペンネームも1文字だけ変えて「杉森寿美」とし、脚本製作は劇団の座付き脚本家の和風まくだ煮Lが担当して、コメディーテイスト倍増の楽しい作品になりました。

 この物語の主役は中途失明の青年です。この青年が、いかにして、いやいかなる手によって新たな自分の居所を見出すかという物語なのですが、お涙ちょうだいストーリーでないことは確かです。
 この物語の中では、IT機器が脇役の一つとして活躍するのですが、今回舞台化するに当たって、10年の年月の変化が最も顕著に現れたのがこの部分でした。
 あまり書くとネタバレになってしまうので詳しいところを例に取ることはできないのですが、簡単なところでいうと、99年に書いた原作にはこんな会話がありました。

 「WINDOWSは95?それとも98?」
 「一応98だよ。」
 「どっちにしても、WINDOWS3.1なんかじゃなけりゃ使えるけどな、98が動くぐらいの物なら、処理速度も速いし、快適だと思うよ。」

 うーん、今読んでみると、ぜんぜん快適じゃなーい!!(笑)
 正に、IT世界は日進月歩だったわけですね。

 簡単なところでは、そんな手直しもしつつ、軽妙な漫才的会話がポンポン飛び交う青春コメディに仕上がっています。というか、少なくとも脚本としてはそんな風にできています。

 また、一昨年の芝居『だからこそ愛』に続きまして、全盲のミュージシャン・久保さとしさんが、音楽スタッフとして、素晴らしい編曲の手腕を発揮してくれています。どんな曲をアレンジしているのかは、当日までのお楽しみです♪

 そして、先日9月6日から稽古が始まりました。
 従来の正規メンバー5人に加え、mixiでの募集に応じて参加してくれた演劇系女子大生二人+神奈川方面の市民ミュージカルなどで活躍中の友人一人、の3名の客演さんを向かえ、この作品に息吹を吹き込んでいくのです。うまく息を吹き込んでいければ、楽しさ倍増の脚本がさらにグレードアップしていくはず!
 というわけで、11月7日・8日の本番に向けて、2ヶ月の稽古で、どんな風に仕上がっていくか、どうぞ皆さん、新宿まで足を運んで確かめてみてください。

 ちなみに、今回は『メディアナウ』の発行元にもなっていた(株)アメディアの協賛も得ることができましたので、会場受付ではその10年の間の技術革新の一端である同社製品『よむべえ』のデモを見ることもできます。

 では、以下、チラシの内容を貼り付けます。


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演劇結社ばっかりばっかり 第五回公演『さなぎの時代』

☆スタッフ
原作…杉森寿美「さなぎの時代」(『メディアナウ』連載)
脚本・演出…和風まくだ煮L(ワフー マクダニエル)
脚本補・演出補…美月めぐみ
音楽…久保さとし・美月めぐみ
照明…中山仁(アートプラス)
音響…山脇葉
宣伝イラスト…キャンディーサトウ
車両…石津正幸
宣伝美術…こんやゆうこ
制作…こんやゆうこ

協力…響き工芸、バリアフリー映画鑑賞推進団体CityLights
協賛…東京都立松が谷高等学校同窓会、(株)アメディア

☆キャスト
大河内聡之、石津正幸、河村有美、こんやゆうこ、佐藤敏美、田中ゆかり、美月めぐ
み、鈴木大輔
日時…11月7日(土)・8日(日)
会場…新宿・シアターミラクル
   東京都新宿区歌舞伎町2-45-2 カイダ第3ジャストビル4F
交通…西武新宿駅北口より1分、JR新宿駅東口より5分。
※ ご希望により、駅からの誘導をいたします。ご相談ください。
料金…前売り2500円、当日2800円、ペアチケット4000円(前売りのみ)

お問合せ・ご予約
TEL 090-3818-6424
Eメール otegami@bakkaribakkari.net
結社ホームページ
http://www.bakkaribakkari.net/

【日程】
11月
7日(土)…14:00~  19:00~
8日(日)…13:00~  18:00~
※ 開場は各公演開始時間の30分前です。

【ストーリー】
 『僕の目の前を覆うのは、上映開始前のスクリーンのような物なのだ。しかも、徹
夜明けで飛び込んだ映画館のそれのように、ぼーっと薄汚れている…』
 交通事故で失明した大学生悠希(ゆうき)。彼を包む闇ならぬ闇は、如何にして、
誰によって剥がされていくのか。
 全盲作家・杉森寿美が描くハートウォーミングストーリーを、和風まくだ煮Lがコ
メディ仕立てで煮込んだ一品。
 視覚障害役者・大河内聡之、初主演作品!!

【『演劇結社ばっかりばっかり』とは】
 「観る側も、演じる側も、バリアフリー」をコンセプトに、言葉に拘ったエンター
テインメントを追求する結社です。
 ●“見えない人が特別な機材や音声ガイドなしで、見える人と一緒に丸ごと楽しめ
るような芝居作りをしている劇団”は、世界で(恐らく)ばっかりばっかりだけ!
 ●合言葉は、「視覚障害役者?普通にいますけど何か問題でも?」


ながら仕事でもホームページが楽しめる音声ブラウザ・ボイスサーフィン


(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)

by amedia  at 14:13