芸術の秋には、映画もどうぞ
私のやっている活動はいろいろあるのですが、今回ご紹介したいのは、バリアフ
りー映画鑑賞推進団体、「CityLights」の活動です。
今、各地で、聴覚障害者のための日本語字幕が付いた映画上映会とか、視覚障害
者のための画面解説付き上映会などが行われるようになりました。これは、視覚障
害者の立場としては、とても嬉しい動きです。
そんなグループの一つとして、主に視覚障害者向けの画面解説(以下、音声ガイ
ドと書きます)付き映画鑑賞を行なっているのが、「CityLights」です。
当会の特徴としては、「視覚障害者のために画面解説してあげる」と言うことだ
けでなく、「好きな映画を、一緒に楽しもう」と言う気持ちでの活動をしていると
言うことです。
具体的には、(1)福祉的な内容を含む作品、名作と言われる作品に偏らず、視
覚障害当事者の要望も聞きつつ、鑑賞作品を選んでいると言うこと、(2)吟味し
た言葉による作りこみ型の音声ガイドによる鑑賞会だけでなく、現在公開中の旬の
映画を、映画館で観ようということで、ライブによる音声ガイドも行なっていると
言うこと、(3)鑑賞会の後、必ずその内容について語り合える食事会の場を設け
て交流していること、(4)視覚障害者自身も、鑑賞会企画隊長となりインターネッ
トなどを駆使して事前解説メールなどを作成していること、(5)メーリングリス
トを通して、テレビ映画の放映情報・低価格DVDの照会など、あらゆる情報の提
供などです。
もちろん、音声ガイド作りのための勉強会も定期的に開いています。作りこんだ
ガイド原稿は、視覚障害者によるモニタリングを経て、多くの人々に楽しんでいた
だける場に出すようにしています。
この10月にも、土日毎に鑑賞会が企画されているようなアクティブさです。
近いところの予定では、8日日曜日に「フラガール」、9日祝日の月曜日には
「イルマーレ」などと続きます。
当会では、随時会員を募集しています。詳しくは、以下のHPをご参照ください
ませ。
http://www.citylights01.org
※ 「ライブによる音声ガイド」とは、ガイド担当者が映写室から画面解説をし、
その声をマイクで拾い、微弱なFM電波に乗せて送信します。それを客席で、イヤ
フォン付きFMポケットラジオを使って片耳で聞きながら鑑賞すると言う方式です。