私の読書ライフ
ボイスセンスを手に入れてからというもの私は読書をするようになった。
現在私が所蔵している本は千冊を超えている。
それもすべてナイーブネットからダウンロードしてきたものである。
それまではデイジーに頼っていたのだが、点字の新しい使用法を見つけて以来闇付きとなっている。
ボイスセンスが持ち運べるのでいつでも、どこでも本が読めるという気軽さが私を読書の世界へと引き込ませたようだ。
学生のころ図書館で点訳してもらった車いすに関する本を一気に読んでからというもの本なんてまともに読まなかった。
しかし、視覚障害者の世界にも、デジタル革命がやってきたようだ。
それまで、点字は本で読むもの・紙の上で書くものと考えられてきたのが気がついたときには点字を耳で聞いたり・機械で6点入力してデータ化する時代になったのです。
そして2007年に始まった、サイトワールドは日本の視覚障害者に世界の今を教えると同時に新しい時代の夜明けを告げたのでした。
同じ年の暮れ私は家族に頼みこんでボイスセンスを手に入れたのです。
そしてナイーブネットを積極的に使いながら読書の面白さを知ったのです。
それだけではなく、音楽をBGMにして読書をするという新しい方法も生み出してしまいました。
最も、このときに聞く音楽は歌の入っていないものでイージーリスニングを中心とした「スムースジャズ」や・ピアノ演奏などをインターネットラジオを通して聞いています。
すると面白いように読書も進むのであります。
点字が生まれて今年で200年となります。
点字がすたれてしまうという危機感はいまだにぬぐえたわけではないけれど新しい使用法をもっと普及させていくことも点字使用者としての大切な使命だと私は考えています。
私はこれからも、地道に点字を普及させることをしていこうと思っています。
点字ディスプレイを始めとする視覚障害者用機器を開発・販売してくださる様々な方へ感謝を込めて。
2009年11月三日 ペンネーム ヤノ、ケン